2010年03月11日

コンピューター・ルーム

うちの部門は職員が次々と辞めてしまって、いまや自分を入れて5人しかおらず、一部はほぼ開店休業状態になっていることは以前の記事でも書きましたが、財務省のシステム部門もやはり同様で昨年12月に専門家が2人辞めてからは現在は2人(コロールとマルキョクに1人ずつ)しかいません。

財務省では、各個人の一年間の賃金と支払った税金・社会保険料の明細をAccessアプリケーションを使って出力していたのですが、前任者が引継ぎもせずに辞めてしまったため、2009年度の賃金明細が出力できなくなってしまいました。

あるのは元データと2008年度の出力済の紙だけ。
TaxReport.JPG
紙しかない

  IT担当者 「これ(紙を持って)の2009年度版を出したいんだけど」
  自分    「今まで出力に使ってたアプリは?」
  IT担当者 「無くなっちゃった。どこにあるか分かんないるんるん
  自分    「え!?」
  IT担当者 「・・・・」
  自分    「・・・・」
  IT担当者 「作って揺れるハート

というわけで帳票(リスト)出力のAccessアプリケーションを作ることになりました。

元データは、既存の財務システムからテキストファイル形式に出力されるので、それをAccessに取り込んで所定のレイアウトに出力するという単純なアプリケーションです。

彼らのスキルレベルを考えるとマクロやVBAコードを入れるとおそらく維持できないだろうと思い、

  1.テキストファイルを一旦Excelに取り込む(手動)
  2.Excel上でデータの加工を行う。(もちろん手動)
  3.加工したExcelデータをAccessのテーブルにインポート(これも手動)
  4.Accessのレポートを開いて印刷(やっぱり手動)

という手順にしました。
これならExcelやAccessの基本的な操作も覚えられるし彼らの勉強にもなるし。

でも終始、こんなのボタン操作一発ですべて自動にできるのに・・・と葛藤を抱えながらの作業でした。

今年の1月からシステム部門のサポートを始めるようになってパラオのIT担当者のレベルがだいぶ分かってきました。

今度、アメリカからのコンパクト支援の一部(30万ドル)を使って、現在の財務の基幹システムとして使用している米IDC社4govというパッケージのアップデートを行うことになっているのですが、ベンダー(IDC社)と色々と調整をしなければならないらしく、先日ヘルプの依頼が来ました。

さっそくコンピュータールームを見せてもらいましたが、意外に結構立派。
MachineRoom.JPG
サーバールームは立派

ベンダーとの打ち合わせまでに、ここ(Capitol)の環境を把握しておきたいので、ネットワーク構成図ファイアーウォールの設定などいくつかのドキュメントをもらってきました。

このアップデートと同時に全体のシステム構成の見直しを行いたいとのことなので、ここでもまたいろいろと提案ができそうです。
最近は、いわゆるSEっぽい作業がちょっと増えてきたような気がします。

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posted by yort at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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