2010年04月12日

パソコン修理屋

自分は日本では基本的にずっとソフトウェア技術者だったので、コンピュータの故障などのハードウェアトラブルに関してはほとんど経験がなくはっきりいって初心者同然なのですが、ここでは自分のところによく壊れたPCの相談が来ます。

今日もパソコンがおかしいというので行って見ると、電源を入れても「ビー」という音がしてパソコンが起動しない状態でした。
パソコンの起動時異常への対処方法としては、

まず、
 ・周辺機器をすべて(ハードディスクも)外して起動してみる。

それでも起動しなければ、
 ・異常音あり → メモリーがおかしい
 ・異常音なし(無反応) → 電源ユニットマザーボードがおかしい

という手順で分析していくのが王道ですが、

今回はビーブ音(異常音)がしているのでおそらくメモリーの異常かなと思いました。さっそくPCを分解して、とりあえずメモリーをスロットから抜いて挿入しなおしたところ、無事起動しました。どうやらメモリーがきちんと挿入されていなかっただけでした。

Memory.jpg
異常音がするときはまずメモリーを疑ってみる

最近はこんな作業にもすっかり慣れてきました。
日本に帰ったらまず必要ないスキルですが・・・。


先日は、同僚がノートパソコンを持ってきて「これ立ち上がらないんだけど」と言ってきたので、
見てみると、起動パスワード(Power-on Password)が設定されていてそこで起動がストップしている状態でした。

 自分 「これ、起動パスワードを入れないとダメじゃん」
 同僚 「???」
 自分 「起動パスワードって知ってる?」
 同僚 「もー、知ってるわけないでしょ揺れるハート
 自分 「・・・(これは盗難品か??)

さすがに犯罪に関与したくなかったので入手のいきさつを聞いてみると、家族が職場で使わなくなったパソコンをもらってきたとのことでした。

とりあえずそれを信じることにして、さっそく起動パスワードのリセットをいろいろと試みることにしました。

とりあえずオーソドックスにノートパソコンの中身を空けて、マザーボード上のボタン電池を抜いて1時間以上放置して、いわゆるCMOSクリアを行ってみました。
その後再度電池をはめなおして起動したところ、パスワードがリセットされて無事BIOS設定画面が立ち上がりました。
Battery.JPG
ノートPCの内蔵電池

しかし、そこでまた起動がストップしてしまいWindowsが立ち上がってきません。
BIOS設定画面をみてみるハードディスクがきちんと認識されていないのでおかしいと思ってもう一度ノートパソコンを分解してみると、なんとハードディスクがない!
InsideLaptop.JPG
ハードディスクがない

このときは一気にやる気が失せてそのまま返しました。
自分で調べもしないで何でもかんでも持ってくるのはいい加減辞めて欲しい!

でも勉強にはなりました。

しかし周りのコンピュータに対するレベルが低すぎて、この辺のノウハウを伝える相手がいない方が問題かもしれないです。

あと個人的には、彼らからみるとPCのトラブルは全部同じに見えるので、
 ・超簡単な設定変更をしただけでも、
 ・かなり難しいトラブルシューティングをしても、

まったく同じリアクションなのがちょっと寂しいです・・。

人気ブログランキングへ
posted by yort at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

世紀の合併

パラオでは各州に一つずつ公立の小学校があります(コロールはもっとありますが)。マルキョク州では集落のほぼ真ん中辺りにマルキョク小学校があります。1年生から8年生(日本なら中2)までで全校生徒数は32人
ElemSchool.JPG ElemSchool2.JPG
マルキョク小学校

うちのホストマザーはマルキョク小学校で先生をしているのですが、ママさんの担当する3年生はわずか2人。中には1人という学年もあります。

少人数だと丁寧に教えられて個人的にはメリットばかりのような気もしますが、体育の授業ではできることが限られるなど、デメリットも色々とあるそうです。

ところが新大統領の下、最近の緊縮財政によるコスト削減策の一環で、この州ごとに小さな公立小学校をいくつも運営するやり方では、先生の数もたくさん必要だしいろいろとコストがかさみ非効率とのことで、小学校の統廃合が議論されています。

バベルダオブ島東海岸では、ネサール(Ngesar)州とニワール(Ngiwall)州の小学校を廃止してマルキョク小学校に統合し、ネサールとニワールの生徒はバスで通学してもらう計画が検討されています。
これによって生徒数は112人にまで増えるそうです。
Bus.JPG
スクールバス

この案、マルキョクの人たちは概ね賛成だそうですが、ネサールやニワールの人たちは猛反発しているそうです。

 「MELEKEOK」ってかかれた制服なんか着たくない
 マルキョク州の州旗なんざ掲揚したくない!


パラオでは16州それぞれのアイデンティティが強いので、この合併はなかなか実現が難しいかもしれません。
ElemSchool3.JPG
マルキョク州の州旗の下で

日本みたいに「まるきょく」ってひらがな表記にするわけにもいかないですし。

人気ブログランキングへ
posted by yort at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

魅惑のフルーツ

パラオは北緯2〜8度の太平洋上に位置する島嶼国で典型的な南国といえます。南国といえばトロピカルフルーツなのですが、

ここパラオでは、もちろん国内ではバナナやマンゴー、パパイヤなどが流通してはいますが、「これはおいしい!!」と思えるものは意外と少ないかもしれません。
mango.jpg
緑色のマンゴー

マンゴーはパラオ人はまだ青くて硬い状態のマンゴを醤油につけたりコショウをかけたりして食べるので、東南アジア等で良くみる甘い完熟マンゴーとはちょっと違いますし、バナナも確かにおいしいですが、日本でも普通に食べれるのでそれほどインパクトも弱いし。

しかし、そんなパラオにも甘くておいしいトロピカルフルーツがありました。
それはササップ(soursop)です。
これ、自分はパラオに来て初めて食べましたが、日本でも沖縄とかに行くと食べられるそうです。ちなみに日本名はトゲバンレイシというそうです。
Soursop2.JPG
ササップ

今日、職場の同僚がこれをコロールの市場で買って持って来ていたので、みんなで久しぶりに食べました。
やっぱりおいしい!!
soursup.JPG
久しぶりのササップ!

ササップはヨーグルトのような味だとか、パイナップルとバナナとリンゴを混ぜたような味だとか色々と形容されますが、実際とても繊維質に富んでいて甘酸っぱく何ともいえない不思議な味です。
何度か食べると完全にハマります。おいしいです。

しかも果汁には鉄、ビタミンB、カリウムなどを多く含んでいて体にもとてもいいとのこと。
豊富に果汁を含んでいるので搾り出してジュースとしてもよく売られていますし、家庭ではミルクと混ぜたり、アイスクリームと混ぜたりして食べるのも人気だそうです。

今日はいい日。パラオにササップがあってよかった。

人気ブログランキングへ
ラベル:ササップ
posted by yort at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。