2010年04月01日

アルモノグイ

先日、職場の同僚の母親が亡くなられたので、そのお葬式に行ってきました。同僚の家のあるアルモノグイ(Ngeremlengui)州までみんなで車で出かけました。

アルモノグイ州はマルキョクからはちょうどバベルダオブ島の反対側に位置するため、こんな機会でもない限り、なかなか気軽に訪れることができません。
Ngeremlengui.JPG
アルモノグイの集落

到着するとすでに大勢の人が集まっていて、お金の回収作業が行われていました。
Funeral.JPG
お葬式

これらのお金はBadek(バダック)といって、亡くなった人との関係の近さによってその額が変わってきます。親戚などは多額のお金を払わなければならないといいます。

職場の同僚たちで20ドル〜50ドルくらい、自分は外国人なのでということで(収入もないので)5ドル払いました。

パラオではこうしてお葬式などのシュウカンや伝統行事の際に交換されるものとして3種類の「お金」があります。

 1.マネービーズ(ウドウド)
  パラオの伝統的な貨幣、家宝。何かの鉱石で出来ているが、現在のパラオにはその鉱石が存在しないことから外国から持ち込まれたもだという説が一般的
  images2.jpg
  エピソンミュージアムより

 2.ベッコウ
  ウミガメ(タイマイ)の甲羅を加工したもの

 3.USドル
  いわゆる普通のお金

今回は、マネービーズが3個、ベッコウが51個約26,000ドルが集まりました。これでお葬式としてはまずまずの規模だそうです。

パラオ人たちはこのシューカンでの出費が結構ばかにならないといいます。このために借金せざるを得ない人もいて、それが嫌でパラオを出て行く人も多いのだとか。
この辺りもパラオの人口が増えていかない原因の一つかもしれません。

最後に故人(先生だった)が生前に教鞭をとっていたコロールの高校の生徒とアルモノグイの小学校の生徒たちに囲まれ棺が車に載せられて運ばれていきました。
Funeral2.JPG
子供たちに見送られて

ちなみに今回行ったアルモノグイ州、

 自分   「今日、アルモノグイまで行ってきたよ。」
 ママさん 「え?」
 自分   「いや、アルモノグイまで。」
 ママさん 「え?どこだって?」
 自分   「あ、#@$□%△*%まで。」 ←表記不能
 ママさん 「あー、#@$□%△*%ね。」

パラオ16州のなかで断トツで発音が難しいです。
毎回頑張って発音しないとまず伝わりません。

人気ブログランキングへ
posted by yort at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。