2010年05月26日

天国への階段

バナウェ(Banaue)の街は、山々に囲まれ急な斜面に家々が建ち並び、山間の街のイメージそのままだった。川が流れ田園が広がる風景はどことなく遥か遠くの日本の景色を思い出させてくれた。
Banaue.JPG
バナウェの街なみ

朝早くトライシクルドライバーとホテルの前で待ち合わせ、棚田(ライステラス)で有名なバダッド村へ向かった。悪路をトライシクルでひたすら進み1時間ほどでバダッド村の入り口に到着。

運転手と別れて40分ほど歩くと峠についた。そこからはライステラスが広がるバダッド村へは急な下り坂になる。

最初は一人で行こうと思っていたが、話によると途中少しだけ道が分かりづらい場所があるとの事や、あとちょっと話し相手が欲しくなり、途中にある売店の少女にガイドを頼むことにした。プロのガイドだと通常は1200〜1300ペソかかるが400ペソでお願いした。

村出身の少女はどんどん進んで行ったが、こっちはマイペースで景色を楽しみながら進んだ。バダッド村に着くと辺り一面見渡す限りのライステラスが広がっていた。急な斜面に棚田が並ぶ風景は圧巻の一言!
riceterrace.JPG
どこまでも続くライステラス

その後、ライステラス近くの川を上流へと歩き、タッピヤの滝にたどり着いた。清涼感バツグン。水着を持ってきていればここで泳げたのにと思った。
waterfall.JPG
タッピヤの滝

滝からの帰り道、なんかガイドの様子がおかしい。自分が先に歩いていくが彼女が全然ついてこない。
「あなた、速いわね〜」
でも明らかに彼女のペースが激オチだった。どうやら最初に張り切って飛ばしすぎて完全にバテ始めていた
しかも帰りは少し遠回りしてライステラスの中を歩いて行こうといっていたはずが、 
 ガイド「あたしムリ。こっちの近道にしてもいい揺れるハート
 自分 「あーそうだね。疲れたし。っておい!」

ガイドが客より先にバテてしまいガイドの体をなしていない・・・。子供ガイドの限界を見た気がした。
Guide.JPG
もう限界・・

帰りもまたトライシクルで1時間。フィリピンのこの山岳地帯は風景も人々もすばらしいが、乗り物や道が酷すぎて体への負担が大きい。
バナウェの街に帰ってきたときには疲れ果ててどこにも出かける気がしなかった。

バナウェ周辺のこのライステラス(棚田)は2000年前にこの辺りに住むイフガオ族によって作られたとのこと。地元では天国への階段と言われている。
StairwayToHeaven.JPG
天国への階段

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posted by yort at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 任国外旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

洞窟探検

一晩休んですっかり体調もよくなったので朝からサガタ観光に出かけました。
教会の裏を通ってエコーバレー(echo valley)と呼ばれる谷が一望できる丘まで歩いて出かけるとさっそく子供たちが寄ってきて、
「ガイドガイド!100ペソ!」
いくら断ってもついてくるので結局いっしょに連れて行った。

しばらくすると子供たちも自分からガイド料をとることはあきらめたらしく、やっとおとなしくなった。
持っていた地球の歩き方を見せてやると、サガタや他のページに出てる子供の写真を見て、
 子供A 「あ、××がでてる!
 子供B 「ホントだ〜」
 子供C 「これは△△だ!
と盛り上がっていた。さすがは地元。
SagadaKids.JPG
サガタの子供たち

暇だったので、別の観光客が通りかかるたびに子供たちに
「おい、お客が来たぞ。行って来い!」といって
子供たちにダメもとでガイドをトライさせて遊んでいました。
だいたいは無視か断られるかどっちかだったが、一組の韓国人夫婦がなんと20ペソあげてしまった。
これは少し申し訳ない気がした・・。


午後からは現地のガイドを雇って郊外のスギマン洞窟(Sugiman Cave)に行った。
ガイド料が500ペソとちょっと高いので、最初はガイド無しで行こうかとも思っていたが、行ってみると洞窟内は中は真っ暗。しかも足元の岩は水に濡れ滑りやすく、油断して一歩間違うと谷底に落ちてしまいそう。
道も途中からはほとんどなくガイドの持つランタンの光だけを頼りに水の流れる洞窟を進んだ。
Cave.JPG
スギマン洞窟

しかし途中からはちょっとした探検気分になりこれは思ってたよりもずっと楽しい。
Cave2.JPG
けっこう楽しい

帰りは歩いてライステラスやハンギングコフィンを見ながら2時間ほどで町の中心部に戻ってきました。
SagataRiceTerrace.JPG
サガタのライステラス

サガタは欧米人旅行者がとても多い。同じホテルのドイツ人にこれから向かうバナウェについて色々聞くことができた。

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posted by yort at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 任国外旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

極限のバス旅

バギオからさらに北のサガタ(Sagada)という街に向かうため、朝早くからバギオ郊外のバスターミナルに向かいました。バスはガラガラでしたが定刻どおり7時半にターミナルを出発しました。
BagioBusstop.JPG
バギオのバスターミナル

出発後すぐに眠ってしまっていたのですが、気がつくと途中からどんどん人が乗車してきて気がつくとバスは補助座席も含めて満席に。自分のとなりにもよりによってかなり恰幅のいいフィリピン人のおばさんが座ってきました。

狭いバスでただでさえきついのに余計きつい。しかもバスは山道に入って行き、右カーブのたびに彼女が惜しげもなく全体重をかけてくるのでリアルにつぶれそうになり、
「早く降りろ!」心の中で何回もそう思う始末。
Bus1.JPG Bus2.JPG
一見きれいだけど車内はけっこう劣悪

それでもしばらくまた眠っていたのですが、今度は目覚めると、なんか明らかに腹の調子が悪いたらーっ(汗)。最初のうちはそれでも我慢していたのですが、ほぼ身動きできない状態なうえに悪路の振動でどんどん悪化爆弾

これはあきらかに食中毒。きのうのスティックマンゴーかトウモロコシか?それともどこかで飲んだ水か?

時計を見ると到着予定時刻までまだ5時間くらいある。なんとか我慢して乗り切ろうと思ったのですが、これはレベルを遥かに超えた苦痛。1時間くらいでついに限界に。
すでに、我慢できるかどうかという問題ではなく、もうこの緊張の糸がいつ切れてしまうかという時間の問題だと思い、

 自分 「ここで降ろしてくれ〜!」
 運転手「もうちょっとでバス停だから待て」
 自分 「いや、降りる」
 運転手「あと10分だ」
 自分 「もうダメ限界ちっ(怒った顔) ホントにここでするぞ!」

鬼の形相で訴えたところ、やっとバスが停車してくれました。
自分は結構後ろの座席だったのですが、バスが止まった瞬間、補助席まで満席だったはずのバスの中に奇跡のような一本の道ができました。
Jikkai2.jpg
イメージです(『十戒』より)

すかさず草むらにダッシュダッシュ(走り出すさま) 50人近い乗客を待たせたままでしたが他に手段がなかった。。。

これがこのあとさらに2回。

最後はバスに戻ると、なんと乗客の一人が親切にも抗生物質とコップに入ったお湯を持って待っていてくれたので、「なんて親切な。。」と思ってよく見るとその人はあのとなりのおばさんでした。
親切に涙が出そうになった・・。

その後、サガタまでの道のりはとても美しい風景が広がっていたのですが、すでに力を使い果たし廃人のような状態でそれを楽しむ余裕はまったくなくいままバスはサガタに到着。
RoadtoSagada.JPG
サガタまでの山道

サガタにつくとバス停から一番近くのホテルにチェックインし、あとは一日ゆっくり休むしかなかった。
SagadaHotel.JPG
サガタ・ゲストハウス

あの数時間でもう一生分我慢したのではと本気でそう思います。

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posted by yort at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 任国外旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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