2010年05月23日

極限のバス旅

バギオからさらに北のサガタ(Sagada)という街に向かうため、朝早くからバギオ郊外のバスターミナルに向かいました。バスはガラガラでしたが定刻どおり7時半にターミナルを出発しました。
BagioBusstop.JPG
バギオのバスターミナル

出発後すぐに眠ってしまっていたのですが、気がつくと途中からどんどん人が乗車してきて気がつくとバスは補助座席も含めて満席に。自分のとなりにもよりによってかなり恰幅のいいフィリピン人のおばさんが座ってきました。

狭いバスでただでさえきついのに余計きつい。しかもバスは山道に入って行き、右カーブのたびに彼女が惜しげもなく全体重をかけてくるのでリアルにつぶれそうになり、
「早く降りろ!」心の中で何回もそう思う始末。
Bus1.JPG Bus2.JPG
一見きれいだけど車内はけっこう劣悪

それでもしばらくまた眠っていたのですが、今度は目覚めると、なんか明らかに腹の調子が悪いたらーっ(汗)。最初のうちはそれでも我慢していたのですが、ほぼ身動きできない状態なうえに悪路の振動でどんどん悪化爆弾

これはあきらかに食中毒。きのうのスティックマンゴーかトウモロコシか?それともどこかで飲んだ水か?

時計を見ると到着予定時刻までまだ5時間くらいある。なんとか我慢して乗り切ろうと思ったのですが、これはレベルを遥かに超えた苦痛。1時間くらいでついに限界に。
すでに、我慢できるかどうかという問題ではなく、もうこの緊張の糸がいつ切れてしまうかという時間の問題だと思い、

 自分 「ここで降ろしてくれ〜!」
 運転手「もうちょっとでバス停だから待て」
 自分 「いや、降りる」
 運転手「あと10分だ」
 自分 「もうダメ限界ちっ(怒った顔) ホントにここでするぞ!」

鬼の形相で訴えたところ、やっとバスが停車してくれました。
自分は結構後ろの座席だったのですが、バスが止まった瞬間、補助席まで満席だったはずのバスの中に奇跡のような一本の道ができました。
Jikkai2.jpg
イメージです(『十戒』より)

すかさず草むらにダッシュダッシュ(走り出すさま) 50人近い乗客を待たせたままでしたが他に手段がなかった。。。

これがこのあとさらに2回。

最後はバスに戻ると、なんと乗客の一人が親切にも抗生物質とコップに入ったお湯を持って待っていてくれたので、「なんて親切な。。」と思ってよく見るとその人はあのとなりのおばさんでした。
親切に涙が出そうになった・・。

その後、サガタまでの道のりはとても美しい風景が広がっていたのですが、すでに力を使い果たし廃人のような状態でそれを楽しむ余裕はまったくなくいままバスはサガタに到着。
RoadtoSagada.JPG
サガタまでの山道

サガタにつくとバス停から一番近くのホテルにチェックインし、あとは一日ゆっくり休むしかなかった。
SagadaHotel.JPG
サガタ・ゲストハウス

あの数時間でもう一生分我慢したのではと本気でそう思います。

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posted by yort at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 任国外旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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