2010年08月20日

南の島のムービーナイト

今日はバベルダオブ島西海岸にあるアルモノグイ州で大使館主催の日本映画の上映会がありました。
うちの同僚の一人がアルモノグイから毎日出勤しているので、いっしょに見に行こうということで帰りの車に乗せてもらっていっしょにアルモノグイまで行きました。

島内の幹線道路のコンパクトロードから集落への入り口には日本軍の爆撃機の『彗星』と当時のパイナップル工場の跡があります。この工場では主に沖縄の少女たちが働いていたといいます。
Suisei.JPG
艦上爆撃機『彗星』

pineapple.JPG
パイナップル工場跡

集落へ続く道は舗装されておらず、道を進むと上半身裸の人が歩いていたりとマルキョクよりもさらにいなかといった感じ。集落の中をそのまま進み、小さなビーチが広がっているところに出るとビーチ沿いに今回の上映会場のOld Age Centerがありました。

ビーチ沖にはアルモノグイの州旗のデザインになっているとも言われる通称「一つ目小僧の島」がぽつんと浮かんでいました。
ngaremngui_beach.JPG Ngarmngui_island.JPG
アルモノグイのビーチ(左)と一つ目小僧の島(右)

そのすぐ脇にはアルモノグイ・ドック。日本の統治時代はこの港から日々コロールへと農作物が出荷されていたんだろうと思います。車のない時代、港がそれぞれの地区の玄関でした。
ngaremngui_dock.JPG
アルモノグイのドック


・・・それにしても誰も来ない。
開始予定時刻の6時半が近づいても地元のパラオ人どころか大使館の関係者も誰ひとり来ない。
OldAgeCenter.JPG
誰も来ない

結局、心が折れかけた6時半過ぎになって、やっと人がパラパラと集まりだし、上映会場の電力トラブルも重なり、上映会が始まったのは開始予定時刻から1時間以上経った7時半過ぎ。

ちなみにパラオでは飲み会やパーティからミーティングに至るまで時間通りに始まらないことが基本です。このあってないような適当な開始時刻のことをパラワンタイムといったりします。
時間にルーズなのを正当化しているだけのような気もしますが・・。

今回は久しぶりに完璧なパラワンタイムでした。
movie_night.JPG
やっと上映会スタート

今日の参加者は約80人でした。前の週に行われたコロール(人口12000人)での上映会は54人だったことを考えると人口500人あまりのアルモノグイ州にしては、かなりの参加率だったのではと思います。

ちなみに上映した映画は
みんなのいえ
たそがれ清兵衛

の2本立て。

見に来ていたパラオ人は子供が多かったせいもあって反応はイマイチのよう。さすがにちょっと難しかったかもしれません。

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posted by yort at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月19日

恐怖の電話応対

パラオでオフィスワークを初めると色々な困難がありますが、最初のハードルはおそらく電話応対電話ではないかと思います。

うちの職場では、自分にかかってくる電話は英語でかかってくるのでまだマシなのですが、同僚の電話を取るときには、ほぼ100パーセントパラオ語でかかってくるので、最初は何を言っているのかまったく分かりません。
dengua.jpg
パラオ語でもDengua(デンワ)

毎回その都度英語で言いなおしてもらってもいいのですが、大体は「○○いる?」という電話なので、同僚の名前さえ聞き取れれば、そんなに会話のパターンがないということが最近分かってきました。そのままパラオ語だけでいけます。

だいたい状況に応じて、名前プラス次のどれかのワードを発するだけで対応できます。

 1.olengull(オルングール)
    「休み」という意味。同僚が休暇のときはすべてこれで可能。
    病欠ならsmecher(スメッエル)と加えればOK。 

 2.dibus(ディブース)  
    「ここにいない」と言う意味。いわゆる席外しの時はこれ。
    英語でstep outもよく使います。

 3.dirkak(ディルカック)
    「まだです」と言う意味。午前中とかまだ出勤してきてないとき。
    ちなみにこれはオフィス以外でも色々使えて、
         「もうご飯食べた?」「dirkak!」
         「シャワー浴びた?」「dirkak!」
     と応用範囲は広いです。英語だとnot yetのような意味。

 4.ra Oreor(ラ オレオール)
    「コロールにいます」と言う意味。コロールにいて職場に来ないとき。
    raは場所の前に着く前置詞でOreorはコロールのこと。
    ちなみにこの地名が英語とパラオ語で違うときは結構やっかい。
    ペリリューのことはBeliliou(ベリリョウ)と言ったりします。 

 5.off island(オフアイランド)
    外国に行っていてパラオ(island)にいない場合。


パラオのオフィスでは電話の相手がいなくても日本みたいに「メッセージを残してください」とか「コールバックお願いします」とかほとんどなく、
「あ、じゃあいいや」ってあさっり引き下がるケースがほとんどなので(そんなに急用じゃないからか?)ほぼだいたいこれで会話が成り立ちます。

分かってしまうと便利ですが最近はむしろ逆に英語が上達しなくて困る気がします。

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ラベル:パラオ語 デンワ
posted by yort at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月13日

ついに更新!

自分の配属先は予算計画局(Bureau of Budget and Planning)という組織で、パラオの各種経済統計データを作成することがそのミッションになっています。

データを公開するためのパラオ政府のホームページも数年前に開設されたのですが、現在は最新状態からは程遠い状態で、それどころか開設以来一度も更新されていないページもかなりあります。

代表的なところだと、、
  ・統計情報は1年以上(ひどいのは3〜4年前)前のまま放置
  ・裁判所のスケジュールが数年前のまま放置
  ・国務大臣の顔ぶれがえらく昔のまま放置


去年の夏に計画分析官が2人が海外留学し、秋にはボスが謎の失踪をしてしまってからは、計画分析官が1人だけ残されてしまい開店休業状態が長く続いていたのですが、
なんとちょうど留学中の2人が大学の夏休みでのこのこと留学先のグアムから帰ってきました。

当然のように、ここぞとばかりに彼女らがいる間にデータを集めてできる限り統計データを作ろうと言うことになりました。

そして2週間でなんとか以下の情報の入手・整理をしてデータの作成までこぎつけました。
  ・消費者物価指数(CPI)
  ・裁判所関連の最新情報


できたデータをWeb上に反映させてサーバーに無事アップロード!
1年数ヶ月ぶりに、全体のほんの一部ですがWeb上の統計データが更新されました。死にかけていたWebサイトがちょっと息を吹き返した瞬間でした
Palau_stats.jpg
やっと更新された!

さらに今回のデータ更新を単発で終わらせないために、今後は業務が継続できるように各工程を役割分担を決めました。

  1.各省庁から生データを集めてくる(ここの残っている職員が担当)
   ↓ 
  2.データの分析・加工(グアムにメールで送って授業の合間に行う)
   ↓
  3.統計データ作成(同じくグアムで実施)
   ↓
  4.統計データの整理とWebへの公開(自分がやる)

留学中の職員やボランティアまでも平気で業務に組み込むこのなりふりかまわない感じ。
ま、でもとりあえずはせっかく作ったこの流れを切らないように業務を継続させることが重要かなと思います。

ちなみに今日は偶然にも隣のミクロネシア連邦(FSM)政府の統計関係のWebサイトがオープンした日でした。今のとこパラオリードですがなんとか負けないようにしていきたいと思います。
fsm_stats.jpg
ミクロネシア連邦政府統計サイト(まだ甘い)

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posted by yort at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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