2009年12月11日

唾を吐くな

パラオでは街じゅうでタバコを売っていますが、その割には喫煙している人はほとんど見かけません。

なぜか?
それは多分タバコをビートルナッツ(Betelnut)といっしょに噛む習慣があるからです。
パラオも他のミクロネシア地域と同じく、ビートルナッツを嗜好品として噛む習慣があります。

噛むと歯が朱色に染まるので、噛んでいる人は歯が真っ赤になります。
このせいで初めてミクロネシアにきた西洋人は現地の人を人食い人種と間違えたとか・・。

やりかたはビートルナッツを半分に割ってその中に石灰の粉を入れてコショウの葉っぱをはさんで噛みます。コショウの葉っぱを入れないでちぎったタバコを入れて噛んだり、両方入れたり色々なパターンがあります。
Betelnut.jpg
ビートルナッツ3点セット

手順
 (1)ビートルナッツを噛んで半分にする。
 (2)ナッツの上に石灰粉を振り掛ける。
 (3)タバコをはさむ。(またはコショウの葉っぱをはさむ)
 (4)噛む
 (5)唾液が溜まったら吐く
味がなくなるまで(4)、(5)を繰り返す。

パラオ語で袋入りのビートルナッツはTET、石灰の粉はAUS、葉っぱはKEBUIと言います。町の売店ではどこも売ってます。
Betelnut2.jpg
店頭の様子

Betelnut3.jpg Betelnut4.jpg
ビートルナッツ(TET)        石灰の粉(AUS)

パラオではとてもポピュラーで、政治家から女子高生までみんな普通にやってます。
噛むとすぐに赤い唾液がたまってきて、
 ・話しながらとか
 ・道歩きながらとか
 ・オフィスのゴミ箱の中にとか
 ・高速走行中に車のドア開けてとか
所かまわずびゅっっと吐き捨てます。

さすがに街が汚くなるので、レストランとか銀行などではよく、「Lak Molub!」て書かれた看板を目にします。英語で言えば「Don't spit!」「つばを吐くなっ」です。
Lak molub3.jpg Lak molub.jpg
至る所にある「Lak Molub」

なので公共の場とか室内ではみんな空のペットボトルや空き缶を持っていてそこに吐き出します。携帯用灰皿みたいでこのあたりはパラオ人のちょっとしたマナーを感じます・・。

でも今日も仕事中当たり前のように、

カリッ(噛む音)」

ま、これはもうだいぶ慣れましたが、

ドビュッ(吐く音)」

う”え”ぇぇ〜。汚ねぇぇ。これはまだ無理・・。

ほぼミクロネシア全域に広がっている文化ですし、やってみるときっとよさが分かるのでしょうが、今のところ個人的には苦手です・・。
よく薦められますがまだやったことないです。

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posted by yort at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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