2010年03月24日

腐敗政治

こないだまで、アジア諸国の国会議員がマルキョクに集まり、アジア議員会議(Asia Parliamentary Assembly committees:APA)が開催されていました。
期間中はマルキョクでもスリランカ人やイラン人、ロシア人など普段はまず見ないような外国人の姿を見かけました。

41の加盟国と17ヶ国のオブザーバーからなり、アジア地域の平和の達成を目的として結成された会議で、日本はオブザーバー参加をしていて、今回も衆議院から代表者が参加しました。
OEK.JPG
パラオ国会議事堂

そのなかで議論されたテーマのひとつが政治の腐敗防止、汚職の撲滅

発展途上国などでは依然として汚職が横行していて、大統領など為政者が変わると、前の為政者が逮捕されることがよくあります。

ま、でもここパラオではさすがにそんなことはないだろうと思っていたのですが・・、

この間さっそくマルキョク州の知事が辞任しました。

原因は公金の横領容疑です。
地元のパラオ人によると、公金を使って

自分の車を買ったり
地元の有権者にばら撒いたり
アメリカに家を建てたり


結構やりたい放題だったようです。

しかもマルキョク州憲法で、州知事の任期は2期8年までだったのを、自ら憲法を変えて20年近くにわたって権力の座に居続けたそうです。
Governer'sHouse.JPG
州知事宅(立派!)

地元の人達は皆すべて知っていたけれど、回りはみんな買収されたgovernor派で固められていたし、前大統領も黙認していたためどうにもならなかったとのことです。

昨年、大統領が変わってやっと調査が入り今回の摘発となりました。

いまちょうど裁判で争われていますが、300件以上のもの罪で立件されています。

これに伴い近々またマルキョクで州知事選挙が行われます。
StateOffice.JPG
マルキョク州政府(家のすぐ隣)

途上国の発展の阻害要因のひとつにこうした腐敗政治の存在があります。
ただパラオでは新大統領就任以来、個人的には状況は好転してきているように感じます。

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posted by yort at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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