2010年04月29日

普天間をパラオに

日本でいま話題のニュースといえば何といっても沖縄の普天間基地移設問題です。
宜野湾市の住宅密集地域にあるこのアメリカ軍海兵隊基地の移設先をめぐって日本政府、沖縄、アメリカ政府を巻き込んでの議論が交わされていますが、辺野古沖への移設という現行案に替わる移設先がなかなか見つからず早期の決着は難しい状況です。
futenma.jpg
普天間飛行場

そんななか先日パラオの上院議会が、なんとこの普天間のアメリカ海兵隊基地をアンガウル島に誘致するよう大統領に求める決議を採択しました。
アンガウルに基地ができれば援助も期待できるし経済効果も得られる。
今月はじめに社民党の議員団が北マリアナのテニアン島を視察に訪れたことを引き合いに出し、それならばパラオにもとの経緯だそうです。

アンガウル島は第2次大戦中に10,000フィート(約3Km)の滑走路1本を含む軍の基地が建設されたこともあり、今回は当時のその施設を拡張すれば十分まかなえるとの認識なのだとか。
Angaur.jpg
アンガウル島 右奥が滑走路

ちなみに、コンパクト(自由連合盟約)においてアメリカはパラオに軍の基地を建設して使用する権利が認められているそうです。
この他にもアルモノグイ州はアメリカ軍の演習地、マラカルは原潜基地など・・・、の密約があるという話もあります。

しかしこの案、関連する部隊のいる沖縄からあまりに離れすぎていて実現性はきわめて低いと思われますが、こうした一連の動きにはパラオ政府のしたたかさを感じます。

人気ブログランキングへ
posted by yort at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/148163750

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。