ホテルに戻ってチェックアウトし、トライシクル、ジプニーを乗り継いでマラタパイに到着。
ガイドブックにも出ていないようなとても小さな集落で、幹線道路から海までの間には小さい昔ながらのマーケットがありその先に小さな船着場があった。
マラタパイ
行って話を聞くとアポ島への便は1日1便で午後3時までは船が出ないとのこと。
時計を見るとまだ12時前。しかたなくここで時間をつぶすことに。
外は相変わらずの強い日差しだったが時折吹き抜ける風がとても心地よかった。
風が気持ちいい
2時半ぐらいになり再び船着場に行くと係員がそろそろ出発するので受付するように言ってきた。
しかしあたりにそれらしき船も乗客も見当たらない。
自分「ん?船は?」
係員「あれあれ、あの白いやつ」
自分「・・・・。(小っさ)」
彼が指したのは浜に留っている小さなバンカーボートの一つだった。
アポ島への定期船
よくみると6人乗りって書いてある。
パラオでダイビング等に行くスピードボートよりもさらに一回り小さかった。
乗り込む際も桟橋からではなく、ビーチから海の中に入っていって直接乗り込まなければならなかった。
乗客は自分を入れて5名。ボートは予定より少し早くマラタパイを出港(?)した。
海はパラオと違っていきなり外洋なので波にもまれて凄く揺れた。怖かったが向かいの席で赤ちゃんを抱いた女性が平然と乗っているので自分も平然と振舞い続けざるを得なかった。
30〜40分でボートはアポ島に到着。話に聞いていた通り何もない島。人々もみな海とともに昔ながらの生活をしている。パラオでいうとカヤンゲル島のような雰囲気。
アポ島
しかも夜の6時〜9時以外は電気もつかないという。
島に2件あるうちの1つのロッジにチェックインした後、島内の高台に登ると島が一望できた。その先には遥か先まで青い海が広がっていた。この綺麗な海は遥か先パラオにまでつながっているのだろうと思うととても懐かしい感じがした。
