2011年03月25日

パラオから日本へ

パラオでは本日3月25日を日本の今回の地震、津波による犠牲者のためのMourning Day(追悼の日)とする大統領宣言が発せられました。
21日、トリビオン大統領は貞岡大使に対して「パラオは日本との緊密な歴史的関係があり、パラオ政府及び国民は、日本の政府及び国民に特別な同情の念を抱いており、この困難な状況において、日本の政府及び国民と連帯するため、3月25日を日本の今次大地震及び津波による犠牲者のための追悼の日として、同25日から5日間パラオ国内の旗を半旗とする」旨の大統領宣言を発する旨述べられ、同21日午後にプレス・リリースが発せられました。
 また、同プレス・リリースでは、パラオ政府は3月25日に同国赤十字社と共に、教育省前にて午前9時から午後7時まで募金活動を行う旨全国民に協力を呼びかけました。
(在パラオ日本大使館ホームページより)

職場に行ってみると、マルキョクの国会議事堂の上のパラオ国旗も半旗になっていました。
PalauFlag.JPG
国旗はすべて半旗

また、夕方にコロールの教育省の前に行ってみるとパラオ政府とパラオ赤十字社による募金活動が行われていました。
会場の中でパラオ人の人達と話をしている間にも、大統領の呼びかけに集まった何人ものパラオ人が次々と募金をしていました。なかには小さな子供たちまでもが1ドル札を持って募金箱に入れていました。
Donation.JPG
募金会場
Kom kmal Mesaul はパラオ語でありがとうという意味

地震発生以来、職場などでも「募金をしたいんだけど、どうしたらいいか?」といろんな人達に聞かれていたのですが、そうした人たちは今回この募金に参加すると言っていました。
MessageToJapan.JPG
大統領(右)とパラオの高校生による募金呼びかけのメッセージ

さらに今回、一般のパラオ人家庭のなかから、
「うちで日本人の被災者を受け入れたい」
とパラオ政府に申し出る人が次々と現れたそうです。

こうした外国からの声が被災地に少しでも届けばと思います。

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posted by yort at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

地震

東北地方の太平洋沖で地震が発生してから3日が経ちました。
quake.jpg
テレビニュースより

ここパラオでも地震発生の3月11日には津波警報が出され、一部の住民が標高の比較的高い場所に避難したりもしていましたが、結局津波の影響はほとんどなかったようです。

翌日からはコロールの街はいつもの日常に戻っていました。
Koror.JPG
コロール

今日、地震が発生してから初めて職場に行ったのですが、会うパラオ人の同僚がみんな「家族や友人は大丈夫か?」「生存者の救出は進んでいるのか?」と心配して聞いてくれました。

週末は日本人の人たちと一緒だったのであまり気がつかなかったのですが、コロールやマルキョクのお店に入るとテレビではこの地震のニュース一色でした。

被害の状況はNHKの国際放送や海外のニュースを通してパラオにも情報が入ってきます。
一人でも多くの人が助かりますように
と思います。

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タグ:地震 パラオ
posted by yort at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | パラオ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

エネルギー危機

先月のチュニジアに端を発した民主化を要求する反政府デモはその後エジプト、リビアなど中東じゅうに広がりを見せています。
これら産油国の政治的混乱はすでに国際的な原油価格の上昇を招いています。
Egypt.jpg
エジプトの反政府デモ(ロイター)

そしてその影響はここパラオにも出始めています。(厳密にはわかりませんが)
先日、PPUCというパラオの電力会社が3月1日からの電気料金の値上げを発表しました。理由は燃料価格の上昇によるとのことで、1キロワット時(kWh)あたり2.5セント上がって25.6セントになるとのことです。

そもそもパラオでは、現在でも電気料金が世界の先進各国と比べても同水準かやや上回っている状態です。

 ■各国の電気料金(2009年データ 家庭向け 1kWhあたり)
   日本    22.8セント
   イギリス  20.6セント
   フランス  15.9セント
   ドイツ   26.3セント(2007年)
   イタリア  28.4セント
   韓国     7.7セント
Source:OECD/IEA, ENERGY PRICES & TAXES 4Q/2010

コロール州のパラオ人家庭の平均所得は2009年6月現在で約12,078ドル(Household Income Survey 2009)ですから、これらの国々との所得の差を考えるとパラオ人が高額な電気代を払っているかがよくわかります。

ちなみにパラオの物価水準はというと、パラオの統計局(←うちの部門)によると2004年ぐらいから年率4〜5%のペースで上昇してきています(2008年は13%!)。
CPI.JPG
Source: Bureau of Budget and Planning
パラオの消費者物価指数

関連する統計データがこれ以上ないので(これはこれで問題)、これだけでは物価上昇の原因はわかりませんが、パラオはエネルギーや食料品などのほとんどを海外からの輸入に頼っています。今後輸入品価格の上昇によるインフレが起きれば家計はますます苦しくなる気がします。

 電気代値上げ
 ガソリン代値上げ
 食料価格上昇
 飲料容器税導入
 出国税(環境税)値上げ(検討中)
 消費税導入(検討中)

家計にとっては負担増の要因が相次ぐ状況ですが、でもパラオでデモや暴動が起きるほどのパワーは感じないです晴れ

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posted by yort at 16:27| Comment(6) | TrackBack(0) | パラオ政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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